フランス代表を世界の頂点に導き、2006年のドイツW杯決勝、あの頭突きを最後に現役を引退したジネディーヌ・ジダン。その後はレアル・マドリーの要職を経て、今季からはマドリーの下部組織で若者たちに指導を行っている。
そのマドリーのフベニールBでプレーしているジダンの長男、エンゾ(17)が週末に行われたアトレティコとのダービーマッチで見事なゴールを披露した。
モリエンテス監督が気になりますが、エンゾのゴールは1:06付近から。
マドリーの10番を背負ったエンゾは中盤でのドリブルから、父親を彷彿とさせる鮮やかなミドルシュート。試合はエンゾと同じく期待の若手、パブロ・イグレシアスのスーパーゴールなども飛び出したレアル・マドリーが5-2で制している。
類稀なテクニックを持ち、既にトップチームの練習にも参加したことのあるエンゾ。フルネームはエンゾ・アラン・ジダン・フェルナンデスだが、本人は父親のプレッシャーから開放される事を望み、「エンゾ・フェルナンデス」という呼ばれ方を選んでいる(フェルナンデスは母方の性)。また、フランス代表とスペイン代表、いずれも選択可能。実際にスペインU-15代表に招集された経験があり、父親も「どちらを選んでも良い」と常々語っている。
(筆:Qoly編集部 O)
{module [170]}
{module [171]}
{module [190]}
【Qolyインタビュー】パリ五輪出場の東京ヴェルディMF山田楓喜、トッテナムのクルゼフスキを「自分の究極系」と語るワケ