Iran
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0
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0-0
0-1 |
1
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Uzbekistan
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得点者
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71' |
バカエフ |
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(※AFCの公式データではグーシャネジャドが入っているが、実際はミラド・ヌーリが起用された)
首位の韓国と勝ち点で並び2位に付けていたイランがホームで敗北。逆に10万人収容のアザディ・スタジアムで大きな勝利を飾ったウズベキスタンは、勝ち点を8に伸ばし首位に浮上。グループAはウズベキスタンが勝ち点8、韓国、イラン、カタールが勝ち点7という激しい混戦模様となった。
イランは立ち上がりに2度の大きなチャンスを獲得。11分にデジャガーのスルーパスから追い越したテイムリアンがクロス、ムハンマド・ヌーリがボレーでゴールに決めたものの、ゴール前にポジションを取っていたハラトバリがオフサイドを取られて取り消し。14分にもハラトバリのシュートがミラド・ヌーリに当たり、そのこぼれ球からフリーのデジャガーがシュートチャンスを得たが、これもオフサイドの判定によって認められず。
序盤に大きなチャンスを演出したイラン。しかしこの後は徐々にペースダウン。それはウズベキスタンのゲームプランが徐々に機能し始めたからだ。
ウズベキスタンはクラブではサイドバックを勤めるガドエフを中盤に配置し、激しいプレッシャーでイランを押さえ込み、ボールを奪えばパスを繋いで攻める。イランを押し下げることによって守備の安定を図り、運が良ければ得点を奪えるという試合を行った。
その狙い通り試合は膠着。序盤ほどの勢いを失ったイランは決定機の数が少なくなり、後半開始から投入したアンサリファルドもチャンスを生かす事が出来なかった。
そんな展開の中、試合はセットプレーから動いた。プーラディとトゥルスノフが絡んでファウルとなり、もみ合い寸前となった直後だった。これによってイランは集中力を切っていた。隙を生かしたウズベキスタンは、ジェパロフのキックでバカエフがフリーで飛び出し、シュート。これがネットを揺らし、決勝点となった。
(筆:Qoly編集部 K)