2012年11月11日(日) - フジャイラ・スタジアム(フジャイラ)
Australia
3
1-0
2-0
0
Jordan
ガメイロ(PK)
ガメイロ
ガメイロ
10'
55'
83'
得点者

オーストラリアがガメイロのハットトリックで3得点を奪取。ヨルダンを相手に完封勝利を飾った。

ただ試合の内容としてはここまでの差が付くほどではなかった。早い時間帯での得点、さらにヨルダンが攻めることが出来ていた故の隙、そしてガメイロのスコアラーとしての才能が複合して生み出されたものだ。

試合開始から8分、オーストラリアはPKを奪取する。最終ラインとボランチの間でボールを持ったタッガートが勢いよくドリブル突破を敢行し、ペナルティエリア右に侵攻。アル・クダフのタックルを受けてファウルを奪い、ガメイロが先制点を決めた。

さらに後半に入って10分、カウンターから2点目を奪取。オマール・ハリルのミドルシュートを防いだイッツォが素早くリスタートしサイドに展開。右から入ってきたアーリークロスを、ファーに流れてフリーになっていたガメイロが受けてシュート。リードを広げた。

そして83分に3点目。これもカウンターからだった。途中出場のアミニがパスを受けて前を向き、スルーパスを送ると、ガメイロが飛び出してシュート。今大会2人目のハットトリックを達成した。

上述のように、ヨルダンにとってはおそらく腑に落ちない試合であっただろう。というのはそれなりに攻撃は出来ていたはずだからだ。

オーストラリアは比較的パスを繋いできたが、押し込まれてセカンドボールを支配されるほどのものではなく、ミスも目立ち、インターセプトを狙えばどこかで奪うことが出来た。そして特にアル・バシュタウィのカットインはブリラントを圧倒し、何度もシュートに持ち込んでいた。

しかしなかなかゴールに結びつかず、前掛かりになるにつれてカウンターを受けるようになり、後半にそれが裏目に出て2失点。「決定力の欠如という言葉は、こういう試合に使うものだ」という内容であった。


(筆:Qoly編集部 K)

{module [170]}
{module [171]}
{module [190]}

【厳選Qoly】新潟愛は永遠!アルビレックス新潟が「世界」に送り込んだ“最強”日本人6名