2012年11月3日(土) - フジャイラ・スタジアム(フジャイラ)
Korea Republic
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0-0
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Iraq
得点者

大会の開幕を飾った韓国とイラクの試合は、一度もネットが揺れることなくスコアレスドローに終わった。

ロングボールを長身FWキム・ヒョンに当てるか、サイドからクロスを放り込むことを狙う韓国と、それに苦しみながらも精力的なプレッシングでボールを奪った際にはチャンスに持ち込むことが出来るイラク。キム・ヒョンの高さは絶大だったが、イラクはかなり流動的にプレスをかけられる運動量が備わっており、イハブの仕掛けやファラジのミドルでチャンスを窺った。

韓国は前半ペースを掴めなかったことを踏まえて後半に4-2-3-1に変更し、キム・スンジョンをサイドに移してムン・チャンジンをトップ下に変更。そしてボールを繋いで中盤を支配しようとしたが、これがあまり機能せず、結局パワープレーに回帰した。

この結果試合は膠着。終盤のイラクは運動量はさすがに落ちたが、引き分けも辞さない引いた守りでバランスを崩さず。韓国もワントップにしたことから、ロングボールでキム・ヒョンが下がるとペナルティエリアに人が足りなくなる状況となり、決め手を欠いた。

また同会場で行われた中国とタイの試合は、1-2という結果に。アジア選手権ではこれまでさしたる結果を残していないタイが、見事幸先良いスタートを切った。

試合は終盤までスコアレスで進んだが、80分を過ぎてから動きを見せた。84分にペラパットが先制ゴールを決め、その3分後にウォラナットが追加点。ロスタイムには中国が途中出場のフェン・ガンが1点を返すも、反撃及ばず。また、終了間際には中国のワン・トンとウォラナットがレッドカードを受けて退場している。

(筆:Qoly編集部 K)

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