不調同士の試合、泥沼を抜け出したのはブレスト
11月2日、フランス・リーグアン第11節の1試合が行われた。
ホームにロリアンを迎えたブレストはここ5試合で4敗と絶不調に陥っていたが、この試合では流れを手にした。激しいプレスを武器としているロリアンに対して、スペースとスペース、サイドとサイドを速く行き来するようにボールを動かし、先手を取るカウンターを敢行。
その結果、14分という早い時間に先制点を奪取することに成功。マクシム・バキャの予測ミスを利用してルソワミエがサイドの裏に抜け出し、クロス。フリーで待っていたベン・バサトがシュートを決め、幸先良いスタートを切った。
守りに入ったことでその後は劣勢となるも、後半に連続して訪れた決定的なピンチをキーパーのアレクシ・テボーがことごとくブロックし、間一髪で無失点を継続。
耐えに耐えた結果、後半ロスタイムに得点を追加。右サイドに投入されたジョナサン・アイテからのパスをマリオ・リチュカがダイレクトで裏に。ベンスホプが飛び出してゴールに決めた。途中出場の3人が機能し、さらにオフサイドが見逃されてのゴールとあって、まさに運命がブレストに味方したことを証明するような追加点であった。
連敗を断ち切ったブレストとは逆に、ロリアンは泥沼から抜け出せず。開幕から第8節まで無敗であったが、ヴァランシエンヌに6-1と敗れてから3試合で12失点。公式戦全てを数えると9月16日以来勝利がなく、無失点の試合すらもない。
(筆:Qoly編集部 K)
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