チェルシー戦の起用法でファーガソンの意思は明らかに

マンチェスター・ユナイテッドのウィンガー、ナニは新契約に関する交渉を諦めシーズン終了後に移籍するようだ。『The Telegraph』が報じている。

25歳のポルトガル代表は2007年の5月にスポルティング・リスボンから1700万ポンドの移籍金で加入した。契約は2014年の6月で切れる為延長交渉が幾度となく行われてきたが、両者の主張する新しいサラリーに関する溝は埋まらなかったようだ。

夏のマーケットではロシアのゼニトが獲得に強い意思を示したが8月31日までに移籍は決まらず、ナニはサー・アレックス・ファーガソン監督にオールド・トラッフォードでの長期契約を結ばない意思を明らかにしたという。ナニとファーガソンはこの問題についての協議を継続してきたが、ファーガソンはナニに対してユナイテッドの契約延長オファーを拒否し続けるならばファーストチームに含める機会を減らすと通告したという。

ナニに近い関係者によれば、ファーガソンとの議論は友好的に進み、ナニはファーガソンの意図を理解したようだ。ファーガソンからすればクラブの未来の一部となる選手を選ばざるを得ない事を。 ファーガソンのスタンスは膝の負傷で2ヶ月離脱していたアシュリー・ヤングをチェルシー戦でスターティング・イレブンに起用した事に象徴されている。

(筆:Qoly編集部 L)

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