韓国、2部リーグは8チームで開催が可能か
10月29日、朝鮮日報紙は「韓国プロサッカー連盟は、来季創設される2部リーグに参入する3クラブを承認、1クラブを条件付き承認した」と報じた。
韓国プロサッカー連盟は29日に理事会を開き、来季の2部リーグに参入する予定のクラブについて審議を行った。その結果、現在ナショナル・リーグに参加している忠州ホンメル、安山ハレルヤの後継チームとなる高陽FC、そして新規に創設される安養FCの3クラブが承認された。
また富川FCが現在市議会の承認手続きを行っている最中であり、12月7日にそれが完了する予定となっていることから、条件付きの承認とした。このために12月4日に予定されていた新人ドラフトを10日に延期することが決定された。
この他、来季の2部リーグに参加することが決定されているのが、韓国陸軍が所有する尚州尚武フェニックス、警察庁が所有する警察庁FC、Kリーグから降格する1チームの3つ。そしてナショナル・リーグの蔚山現代尾浦造船が参入に向けて動いているとのこと。上手くいけば、全て合わせて8チームでの開催が可能となる。
また、他にもいくつかの制度の変更が行われている。
2014年度からKリーグの選手登録数が25名に制限されることが決定された。育成の強化、ならびに若手選手の出場機会を増加させるため、ユース出身の選手ならびに23才以下の選手がその制限から除外される。
Kリーグ優勝チームは、その次のシーズンの開幕戦でセレモニーが行われることが決定された。
リーグの日程に関して、アジアチャンピオンズリーグなどの兼ね合いにより両クラブが合意しなかった場合、協会が審議し調整し変更する形となることが決定された。これまでは両クラブの話し合いを経て決定されていたが、連盟の権限でより迅速に日程が調整できるように変更された。
そして昨年発生した八百長問題に対して、一部の選手の処分が軽減されることが決定された。
2年間の保護観察処分を受け、50%以上の奉仕活動命令を消化した選手7名(パク・チャンホン、アン・ヒョンシク、ヤン・スンフォン、オ・ジュヒョン、チョ・ヒョンイク、イ・セチ、チョン・ジェフン)については、6か月の処分期間の軽減を決定した。
試合結果の捜査に関して無罪判決を受け再審議を要求しており、金品の授受についてのみによって処分を受けている3名(イ・ジョンホ、ホン・ソンヨ、キム・ウンジン)についても、保護観察処分3年が半分に軽減され、1年6か月の出場停止処分となった。
これらの10名については、来年2月に保護観察処分が終了し次第、永久除名処分も取り下げられ、プロサッカー界に復帰できる予定となっている。
(筆:Qoly編集部 K)