マルセイユは今季、開幕6連勝のロケットスタート。特に加入3年目のジニャックの復活が大きく、10月7日に行われたPSGとのナショナル・ダービーでも相手のイブラヒモヴィッチに負けじと2得点。開幕8試合で5ゴールと好調ぶりを見せていた。ところが、好事魔多し、ジニャックは9節のトロワ戦で左足を骨折。エースストライカーの長期離脱によりチームには暗雲が差し込んでおり、そのせいではないだろうが28日のリヨン戦は強風で延期となってしまった。
そんなマルセイユが先日発表したのが、がん、特に乳がんへの啓発を目的としたコレクターズユニフォーム。
Olympique de Marseille adidas 2012-13 Collector
黒ベースというのはリバーシブル仕様のサードモデルと同じだが、オレンジ→ピンクに加えテンプレートの違いもあり、また異なった雰囲気。エンブレムや文字色などは白で統一され、中央にはフランス対がん連盟(La Ligue nationale contre le cancer)のロゴと乳がん啓発の象徴であるピンクリボンが入れられている。
負傷中のジニャックも乳がんの早期発見をPR。ユニフォームは売上の一部ががんの啓発活動に使われるほか、今季のリーグ戦やクプ・ドゥ・ラ・リーグ(リーグカップ)など実際の試合でも使用されるようだ。(本来はリヨン戦で発表イベントが行われるはずだったが、前述の通り延期に)
(筆:Qoly編集部 O)
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