PSG、リール、モンペリエ、トゥールーズが勝利
10月27日、フランス・リーグアン第11節の5試合が開催された。本来は6試合が予定されていたものの、ソショー対エヴィアンが大雪のためピッチが使用できず、開催が延期となった。
ナンシーの本拠地マルセル・ピコに乗り込んだパリ・サンジェルマンは、イブラヒモヴィッチのトップ下、パストーレの右インサイドハーフ起用などをテストしたものの、上手く機能せず苦戦。特にパストーレのサイドはヨアン・モロとマサディオ・ハイダラに何度も崩され、難しい展開となった。メネズが攻撃で奮闘するも決定力を欠く。
しかし74分、イブラヒモヴィッチが強引なキープで中央を破り、左足でミドルシュートを決めて先制。このリードを守り切って勝利を収めた。
今季新しいスタジアムで再スタートを切ったものの苦戦を続けているリールは、ヴァランシエンヌに2-1で勝利を収めた。
リヨン戦以降、ノラン・ルーをワントップに据え、縦に早い攻めに回帰しているリールは、今回もカウンター気味にチャンスを作った。開始からわずか2分で先制。マルタンのスルーパスから左サイドのスペースをパイェットが破り、クロスをニアに飛び込んだサロモン・カルーが触って、混戦となったところでルーがゴールに押し込んだ。
29分にはヴァランシエンヌのサンチェスが2枚目の警告で退場し、数的優位に。これにより相手が引いたことでスペースを消されてしまい、逆に悪い流れになりそうな状態に陥ったが、41分にセットプレーからのカウンターで追加点。
ルーが縦パスを収めて繋ぎ、カルーがドリブルでカットインし守備を引きつけ左に展開。フリーになったパイェットがシュートを決めた。
終盤にバシャがダニックにボールを奪われる大ポカを犯し失点を喫するも、何とか最後までリードを守り切った。
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モンペリエはホームでニースと戦い、3-1と破った。前半はスコアが動かなかったが、後半にディフェンスのミスからキャマラが先制点をあげ、さらにウタカ、チベリのオウンゴールで3点のリードを奪う。最後にPKで1点を返されたものの、連敗を2で止める貴重な勝利を得た。
スタッド・ランスとトロワは1-1とお互いに譲らず引き分け。トゥールーズはブレストを3-1で破り2連勝、暫定的にマルセイユを抜いて2位に浮上した。
(筆:Qoly編集部 K)