Nikeは24日、傘下のブランドであるスポーツ用品メーカー、Umbroを2億2500万ドル(約180億円)でアメリカのブランドマネジメント会社 Iconix Brand Groupへ売却することを発表した。

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イギリスの老舗ブランドとして、サッカー界に深く関わってきたUmbro(アンブロ)。

日本でもJリーグのガンバ大阪、サガン鳥栖、ギラヴァンツ北九州のユニフォームなどでよく知られている。2008年にNikeが買収し、“Tailored by England”ラインを立ち上げるなどブランド強化を図ってきたが、Nikeはより成長が見込めるブランドへ資源を集中させるため、売却する意向を今年5月に明らかにしていた。

「苦渋の決断だったが、今回の売却により我々は最大限の可能性を秘めた成長の機会に集中できるようになる」と、Nikeのマーク・パーカー社長兼CEO。「Umbroは偉大な遺産を持っているが、我々のカテゴリ戦略も進化しており、ナイキフットボールがピッチ内外における選手の様々なニーズに応えられると信じている」と続けた。

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来年からイングランド代表、そしてマンチェスター・シティがNikeへ“移籍”。

Umbroは Iconix Brand Groupのもとでブランドの建て直しを目指す。(下は歴代のロゴ)

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