2012年10月16日(火) - オリンピアシュタディオン(ベルリン)
Germany
4
3-0
1-4
4
Sweden
クローゼ
クローゼ
メルテザッカー
エジル
8'
15'
39'
56'
得点者
62'
64'
76'
90+3'
イブラヒモヴィッチ
ルスティグ
エルマンデル
エルム

16日に行われたW杯欧州予選、ドイツ対スウェーデン。ドイツが3連勝、スウェーデンが2連勝と、全勝同士の対決となったグループC注目の一戦は劇的な形で幕を下した。

試合はメルケル首相が見つめるなか、ドイツが圧倒する展開となり、8分と15分にクローゼが決め序盤で早くも2点のリードを奪う。クローゼはこの2ゴールによりドイツ代表での通算得点を67まで伸ばし、「爆撃機」ゲルト・ミュラーの持つ代表最多得点記録まであと1ゴールに迫った。ドイツは前半のうちにセットプレーの流れからメルテザッカーが3点目を叩き込み、後半に入っても56分、カウンターからエジルのゴールで、4-0。スタンドに詰めかけた7万人の大観衆はショーを楽しんでいた。

しかし、ここからスウェーデンが驚異の粘りを見せる。後半からヴェルンブロームとホルメーンを、より攻撃的なシェルストレーム、カチャニクリッチに代えていた北欧の雄。62分にエースのイブラヒモヴィッチが1点を返すと、さらにルスティグ、エルマンデルが続き、1点差まで詰め寄る。1点目と2点目がシェルストレーム、3点目はカチャニクリッチのアシストで生まれており、選手交代がずばり的中した形となった。

そして迎えたアディショナルタイム、ドイツサポーターが終了の笛を待ち望むなか、ゴール前のこぼれ球を今夏CSKAモスクワへ移籍したラスムス・エルムが冷静にフィニッシュ。ドイツが史上初めて4点差を追いつかれるというまさかの結末で試合は終了し、スウェーデンがアウェイで非常に大きな勝ち点1を手にした。

(筆:Qoly編集部 O)

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