Iraq
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1
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0-0
1-2 |
2
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Australia
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アブドゥルザフラ |
72' |
得点者
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80' 84' |
ケイヒル トンプソン |
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オーストラリアが逆転でイラクを下し、ウズベキスタンに続いてようやくの最終予選初勝利をあげた。
この試合も内容としては決して良くはなかった。切り替えの動きが重く、サポートや3人目の動きが乏しい状態で、仕上がりの悪さが感じられるプレーであった。試合開始からしばらくはイラクの精力的なプレスに押され何も出来なかったほどだ。
イラクの勢いが落ちると共にオーストラリアはようやくボールを保持できるようになり、相手が頻繁に起こすパスミスからも攻撃機会を得た。しかし前述の動きの悪さから侵攻するスピードは乏しく、チャンスという点では数少なかった。イラクを連携で崩したという場面は、前半だけで言えばほぼゼロだった。
後半に入ってからは多少ペースが上がり、54分にはジェディナクのオーバーラップから、そして55分にはマッケイの追い越しから決定的な場面を作り出す。この試合初めて個人の力でだけでなく連携が伴ってチャンスを作り出した。
だが72分、カウンターから失点を喫する。ヤシンに見事なフィードを通され、マフムードの落としを途中出場のアラー・アブドゥルザフラに決められてしまったのである。
絶体絶命の状況に、オジェック監督は続けざまにアーチー・トンプソン、トミー・オーの2名をピッチに送り出す。すると試合の流れが一気に変わった。
80分にはマッケイのコーナーキックからケイヒルがヘディングを決めて同点。さらに、それから間もない84分にはフレッシュな2人が結果を出す。左サイドに配置されたトミー・オーがクロスを放り込むと、逆サイドから飛び込んできたアーチー・トンプソンがヘッド。これがゴールに決まり、逆転。オジェック監督の采配がズバリ当たった格好となった。
(筆:Qoly編集部 K)