大一番での失点を悔やむエトー

2013年アフリカネイションズカップ最終予選でカーボヴェルデに敗れ、本大会出場を逃してしまったカメルーン。1年以上離れていた代表チームに戻ってきた主将サミュエル・エトーは、試合後の会見で困難な状況であったと告白した。アフラム紙やMTNフットボールが伝えている。

「失点せず、さらに2点以上奪わなければならないことは分かっていたが、我々は失点してしまった。今日は勝利したものの、初戦で敗北していたというハンディキャップを抱えていたのがね。

試合前の一週間、我々は精神的に困難な状況だった。聞かれても話せないことが沢山ある。しかし、我々は前に進まなければならない。真実を話せるのは、我々と共に前に進んでくれる人に対してのみだ。

(代表選手の待遇に不満を持って代表招集を拒否し、その後復帰したことについて) カメルーンにはまだ多くの問題が残っている。あなたがジャーナリストで、そして問題を知っているのなら、批判をするべきだ。僕は選手で、あなたが持っている力を、僕は持っていないんだ。復帰したのは、ただ“プレーしたいから”だ。

これからはFIFAの設定する国際Aマッチデーを活用しなくてはならない。我々サッカー選手は、試合を戦い、そして経験を得なければならない。このチームが成長できるように、共にプレーする機会を増やすべきだ。

我々にはナショナルチームがあり、さらにそこに入ることを期待される若い選手たちがいる。彼らは何よりプレーするチャンスを必要としている」

(筆:Qoly編集部 K)

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