【Fact4:日本代表戦の開催地は関東地方が約60%とダントツ…!】

前編に引き続き、ここからはW杯やアジア杯の予選、東アジア選手権など、公式戦を含めた日本代表の試合について見ていきます。ここでは、国内で開催された日本代表戦のその試合会場を調べました。なぜかと言うと、僕が常日頃から「さすがに関東でやりすぎちゃう?」と思っていたからです(笑)。

ご覧の通り、関東での開催が約6割と飛び抜けて多くなっています。逆に、中国・四国地方での開催はこの10年間でたった1度のみ…。また、大阪での開催は10年間で計9回と、ほぼ1年に1度ペースです。キャパシティや立地条件的にも悪くない味スタでの開催が1度しかないことも意外でした。

しかし、これを韓国のものと比較してみるとまたまたおもしろいことに気付きます。実は韓国代表は02W杯以降国内で68試合を行っていますが、なんとそのうち43試合(63.2%)を国内最大規模のソウルワールドカップスタジアムで行っているのです!

日本の最多は埼スタでの24.4%(22試合/90試合)ですから、その違いがよく分かります。人口やスタジアムの位置、アクセスのしやすさ等でこの辺りは各国事情が変わってきそうです。

では公式戦に限定した場合、その数字はどのように変わるのでしょうか。これも調べてみました。