リヨン、ボランチにムヴェンバを補強
9月4日、フランス1部・リーグアンのロリアンは「元フランスU-21代表MFアーノルド・ムヴェンバをリヨンに放出した」と発表した。
アーノルド・ムヴェンバは1985年生まれの27歳。ルーツはコンゴに持っているが、フランスに生まれ、レンヌユースで育った。代表ではラス・ディアラともボランチのコンビを組み、トゥーロン国際大会にも出場している。
2007年にポーツマスに移籍したがイングランドでは活躍できず、2009年にロリアンに加入してようやくブレイク。マルセイユに去ったファブリス・アブリエルの後釜として十分な働きを見せ、後にキャプテンにも就任。クリスティアン・グルキュフ監督の厚い信頼を受け、セットプレーも担当した。
なお、この取引に際しては、リヨンから100万ユーロが支払われると共にフランスU-20代表MFエンツォ・レアルが譲渡されることとなった。
エンツォ・レアルは1991年生まれの20歳。リヨンの下部組織で8歳から育った生え抜きのボランチで、各年代のフランス代表に招集されてきたエリート。
フィジカルの弱さという欠点は持つが、高いテクニックとゲームメイクのセンスに優れている司令塔タイプ。昨季はブローニュにレンタル移籍しレギュラーとして活躍、26試合に出場し6ゴールを記録した。
（筆：Qoly編集部 K）
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