「こうなるだろうと思っていた」

9月2日に行われたレンヌとの試合で決勝点をあげ、ヨーロッパリーグを含めれば既にシーズン4つめのゴールを決めたフランス代表FWアンドレ=ピエール・ジニャック。昨季はほとんど出番を与えられず大きな批判を浴びていた彼が復活した。

レキップ紙は、トゥールーズ時代の恩師でもあるマルセイユのエリ・ボウ監督が、その活躍に対して「驚いていない」と話したと報じた。

(いいスタートが切れましたね?)

「ロッカールームを見れば、この選手たちが成功に対する欲求を持っていることは分かる。その結果としてゲームへの集中力、情熱を見せている。

ただ今日は言いたいこともある。後半はあまり良くない時間帯があったからね。これらは改善できるものだ」

(ジニャックの得点は大きな意味を持つ、そして難しいゴールでしたね)

「あれは凄いね。ただ、彼だけではなくチーム全体の成長の結果だよ。選手は1-1の状況を受け入れるつもりはなかったということさ。リードするチャンスを作っていたよ。ただ、記事があまり好意的だと、逆にこっちは慎重になるね。それはある意味では怖いことだからね。

ヨーロッパリーグで戦えることはとても重要だ。そしてそれによって4試合多く戦えることも、一種有用だとも言える。選手を皆使うことが出来るからね」

(ジニャックの復活の理由は?)

「いつもそう聞かれるんだが、私はむしろ逆に君に聞きたいくらいだ。彼は十分に身体と心の準備を整えていたし、信頼を得るだけの動きを見せていた。トレーニングでは素晴らしいゴールも決めていた。だから、全く驚いていない。まあ、こうなるだろうと思っていた」

(筆:Qoly編集部 K)

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