先月末に開幕を迎えたルーマニア1部リーガ1で昨季7位のパンドゥリーが好調だ。ここまで5試合で負けなしの4勝1分けでステアウア・ブカレストとともに首位に立っている。

そんななか、直近のオツェルル・ガラツィ戦で輝きを見せたのが、途中投入から2ゴールを決め、チームを勝利に導いたFWカリム・ブタジンだった。

アルジェリア系フランス人のブタジンは23歳で昨季はフランスのエヴィアンに所属していたようだが出場はなし。 今季からパンドゥリーに加入すると出場4試合(途中出場が3試合)で3ゴールと一気にブレイクし、20万ユーロと格安で引き抜いたというマリン・コンデスク会長はこの活躍ぶりにご満悦の模様。

一方、ブタジンは「300ユーロ以上のお金は持たないんだ」と冗談交じりに自身の節約生活について話しつつ、「(パンドゥリーが本拠地を置く)トゥルグ・ジウの街はフランスみたいでここで生活しフットボールができることが嬉しい。(フランスが)恋しくなることは全くないよ」とも述べた。

また、同じようなルーツを持つ先駆者たちとの比較については「彼らはとても偉大だよ。一部の選手はとてつもなくね・・・。ジダンは素晴らしい選手で僕のアイドルだし、(カリム)ベンゼマとは名前が一緒だけど・・・。『パンドゥリーのジダン』とか『トゥルグ・ジウのベンゼマ』と呼ばれるのは無理だな」と笑顔を交えて話した。

(筆:Qoly編集部 I)

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