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元アルゼンチン代表アリエル・オルテガがこのほど現役引退を表明したとアルゼンチンメディアが伝えている。

それによれば、38歳のオルテガは『Radio 10』で

「疲れたというわけではない。その時が来たと思い、子供や家族に伝えて決断をした。 フットボールは私にとって大切なものだったので私の人生においてこの決断はとても重要だ。その時がやってきたんだと思う。落ち着いているし、元気はあるよ」

「フットボールをしたいという意欲よりも、もう十分だと言える時がきたと思っている。ディエゴ(マラドーナ)や エンソ(フランチェスコリ )、ロマーリオと一緒のピッチに立てたのは名誉なことだ。フットボールがこういうものを私に与えてくれた。息子と一緒にビクトリーランをできたのも満足に思っている」

と話したそうで、年末には引退試合の計画もあるそうだ。また、古巣リーベルへの想いも口にした。

「リーベルのシャツを着れてとても幸せだった。(だが)居たいと思う場所に居ることができないのは悲しい。リーベルでは私は望まれておらず、出て行かなくてはならなかった」

リーベルでデビューしたオルテガは類稀なるドリブラーとして名を馳せ、アルゼンチン代表の10番としても活躍。 だが、ヨーロッパでは思うような活躍ができず、フェネルバフチェと契約問題でもつれると一時は引退に追い込まれたが、母国に帰ると復活。 その後、リーベルへの復帰も果たしたが、アルコール依存症に悩まされるなど近年は苦境が続いていた。

(筆:Qoly編集部 I)

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