ブラジルが決勝へ進出、韓国は3位決定戦に

8月7日、ロンドン五輪男子サッカー競技の準決勝2試合が行われた。ナイトゲームでは韓国とブラジルが決勝進出を争って戦い、0-3でブラジルが勝利を収めた。韓国は3位決定戦に回り、10日に日本と銅メダルを争う。

序盤は勢いのある韓国のフィジカルが勝る展開で、緩い立ち上がりをしたブラジルはかなり押し込まれ、立て続けに得点機が訪れた。しかし、韓国がこの段階でゴールを奪えなかったことは、この後の流れに大きく響いた。

ピンチを防いだブラジルは、攻めてくる相手に対してカウンターを狙って徐々にチャンスを生み出していった。突然上がった試合のテンポに韓国はついて行けず、ミスが目立ち始める。

流れを手にしたブラジルは、38分にロムロのシュートが決まって先制。さらに後半、レアンドロ・ダミオンが57分、64分と立て続けにネットを揺らし、勝利を決定付けた。

ホンジュラス戦などと同じく、危ない場面を作り、相手に「これは行ける」と思わせながらも、最終的には向かってくる敵の勢いを利用して余裕で勝っている。まさにサッカー王国のプレー、いやサッカー王国にしか許されないプレーで、決勝に駒を進めた。

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（筆：Qoly編集部 K）

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