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1990年後半から2000年代前半にかけて黄金期を過ごし、当時見せた魅力的なサッカーから日本でも人気の高いセルタ。2007年以降は2部を戦っていた彼らだが、昨季は宿敵デポルティーボの降格に触発された部分もあってか、シーズンを通したパフォーマンスの維持に成功。ガリシア・ダービーで連敗したためライバルには及ばなかったものの、見事2位で5年ぶりのリーガ復帰を果たした。
セルタは1986年から長くUmbroのサポートを受けてきたが、2010年に中国のLi-Ningと契約。その3代目となる2012-13モデルが先月31日、既にデザインが公表済みだったホームを含めお披露目された。
Celta Li-Ning 2012-13 Home
色ムラが気になるセルタの2012-13ホームモデルは、実は白いシャツに1万人のソシオの名前が水色でプリントされたスペシャルなデザイン。サポーターの一人一人が“Celestes”(空色、クラブの愛称)を構成するファミリーであることを表している。
Celta Li-Ning 2012-13 Away
アウェイは赤と黒のボーダーを採用。ちなみに、ホームとアウェイを着ているのは予約販売でユニフォームを購入したソシオ先着1200名の中から選ばれた、Borja ReyさんとLaura Rodriguezさん。
そのため、降格した2006-07シーズンを知るキャプテンのボルハ・オウビニャ(右端)はトレーニングシャツのモデルを務めた。なお、胸スポンサーは今季も、セルタのホームタウン、ビーゴに工場があるCitroen。1986年から始まった両者の関係はスペインの主要クラブの中でもっとも長い歴史を持つ。
選手名はなかなかポップなフォント。
新ユニフォームは1日に行われたプレシーズンマッチ、ポンフェラディーノ戦でさっそくアウェイがデビュー。試合は、昨季セグンダでランキング2位の23ゴールをあげたカンテラ出身のFW、イアゴ・アスパスのゴールでセルタが先制するも後半追いつかれ、1-1の引き分けに終わっている。
(筆:Qoly編集部 O)