KONAMI社の『ウイニングイレブン』のイメージキャラクターを務めていたリオネル・メッシを引き抜いたEA Sports。

そのEAのFIFAシリーズ最新作『FIFA13』で開発を担当したサンティアゴ・ハラミジョ氏が「現実のスペイン代表のようなプレーをゲームで試みるのは苦労するだろう」と話したと海外メディアが伝えている。

それによると、問題はゲームユーザーの“腕"ではなく、スペイン代表の性質のほうにあるそうで、ハラミジョ氏は「コンピューター上で彼らのスタイルを複製するのはとても難しい。彼らはFWを置かずに中盤に6人を揃えてEUROを勝ち取りました。これは私たちにプロジェクトを一からやり直せというようなものです」と話す。

また、EAのスポーツ部門のディレクターであるアンドリュー・ウィルソン氏は選手たちが見せるフィールド上での関係性について触れた。

「(スペイン代表イレブンは)素晴らしい選手であると同時に彼らの間には素晴らしいケミストリーがあります。私たちはそういったケミストリーがどこから来るのか確かめるため心理的な分析を詳細に行いました。その結果、同じ国で同じクラブでプレーし、ともにトレーニングに励むことでそういった関係が生まれることが分かりました」

ということでこれらの要素は『FIFA13』の各モードで反映されているようだ。(これまでにも同じようなケミストリー要素はあったように思うが…)。

なお、『FIFA13』の発売は北米やヨーロッパでは9月末、日本では10月18日の予定。また、ウイイレの最新作『ウイニングイレブン2013』も今年の秋の発売が決まっているが、詳細な日付はこれからのようだ。


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