若い選手たちには無限の可能性があるんだ」

7月19日、ロンドン五輪に臨むニュージーランド代表チームの主将を務めるDFライアン・ネルセンがAPNZのインタビューに答えた。大会への意気込みを語ると共に、ニュージーランドにおけるサッカーの環境について苦言を呈している。

「このチームは少しヤワで、ナイーブだね。経験不足なんだろうな。

準備試合で日本、韓国と戦った。彼らは14~15人の素晴らしい選手がいて、それをサポートするシステム、設備、ネットワークなどが完備されている。我々はそれを持っていない。もしそれがあれば、彼らと同じ土俵に立てる。もしそれがあれば、もっと強くなるはずだ。

ニュージーランドのサッカー連盟は、我々をサポートするよりも妨害する比率のほうが高いからね。状況は本当に難しい。100m走で20m後ろからスタートしているようなもんだよ。我々はこのレベルで勝つために何が必要なのか、訴え続けなければならないようだね。

現実的には、我々は3試合のうちで勝利を得なければならない。

素晴らしいことは、こちらが弱者であるということだ。我々は逆境に立ち向かうのが好きだ。思い出してくれないか、2010年のワールドカップのことを。若い選手たちには無限の可能性があるんだよ」

(20日にUAEと親善試合を行い、オークランド→東京→ソウル→ロンドン→ミュンヘン→ロンドンという旅程をようやく終えることについて)

「まあ、もうサバイバルだよな、これは。何がどうなったかは分からんが、我々はこういうスケジュールを設定された。一つ一つの試合のために12時間から14時間を消費してね。怪我だけは避けたいこの時期に…」

(筆:Qoly編集部 K)

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