「我々が求めているのは現金ではない」

ルーカス・モウラ獲得に向けた移籍金3500万ポンドを拒否したと言われるサンパウロのチーフ、マルコ・アウレリオ・クーニャは『TMW』からのインタビューに応じ、実際にオファーがあったこと、また、自分たちの求めているものは移籍金ではないことを明らかにした。

「マンチェスター・ユナイテッドからはとても重要な提案があったよ。それが3500万ポンドに匹敵するオファーであったことも本当だ。だが、彼らはもう少しだけ頑張る必要がある。個人的な考えでもあるが、「彼がネイマールよりも価値の低いプレーヤーだ」とは思われたくないし、我々はそのような金額では売却したくないんだ」

「それに、何故好んで自分たちの価値が奪われることをしなくてはならないんだい?我々にはお金は必要ない。この国の経済は良好だし、TVの放映権料にもついても全く不満のない状況なんだからね」

「現金を得ることよりも偉大なプレーヤーを保有することが我々にとっては価値のあることなんだ」

なお、現地の報道などでは、「サンパウロの首脳陣はルーカス・モウラの売却を容認する考えをもったものと断固拒否する考えをもったもので二分されている」と言われ、このパワーバランスの変動によっては、移籍交渉が大きく動くと見られている。

(筆:Qoly編集部 T)

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