26日、Warriorブランドを今年から日本で展開するワスプジャパン株式会社(WASP JAPAN)が都内で展示会、プレスカンファレンスを行った。

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2012-13シーズンより名門リヴァプールのサプライヤーとなったことで世界に衝撃を与えた同社だが、1992年設立と新興ブランドではない。現在はニューバランス傘下にあるアメリカの会社で、ホッケーやラクロスといった競技に強く、2012年夏、新たな挑戦としてサッカーに進出することになった。

アジア地区マネージャーのマリー・レイ氏は「リヴァプールの新ユニフォームのキャッチコピー“We come not to play”にもあるように、サッカーはもともと戦争であった。我々も試合をしにきたのではない。勝利するために来た」と、センセーショナルな活躍を約束するスピーチを行った。また、クレイグ・ベラミー(リヴァプール所属)と先日契約したことを明らかにし、ロンドン五輪でチームGBの一員として戦うだけでなく同社の新しいスパイクを着用することもあわせて発表。なお、契約金はすべてベラミーが行っているチャリティー活動「クレイグ・ベラミー財団」にまわされるとのことである。

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残念ながら契約選手の来日はなかったが、会場ではシンガポールの展示会でのクレイグ・ベラミーの映像が流された。また、ワスプジャパンの柿本卓史社長はJリーグ各クラブへのアプローチや、国内外の有力選手との契約も「来月には発表できるだろう」と報告。Nikeが1990年代、ロナウドと契約したことでサッカー界での知名度を一気に上げたように、“看板”となる選手を獲得することの重要性は十分に承知しているようで、今後の展開が非常に楽しみである。実際、今年12月に全国販売が開始される商品ラインナップからも彼らの本気度がビシビシ伝わってきた。

個人的な感想ではあるが、サッカーブランドの展示会には珍しく、外国人を含む多くのコンパニオンが配され、来場者にはカタログや資料のほかボールペン、Tシャツ(リヴァプールユニフォーム購入者特典と同じもの)が配られるド派手仕様。カンファレンス後のレセプション・パーティでは食事が振舞われたほかポールダンスが行われ、訪れていたJリーグやサッカー関係者の目は釘付けとなった。

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