デンマーク代表DF、フランスリーグに残ることを選択

6月19日、ジャーナル・レコードは「フランス・リーグアンのエヴィアンが、昨季ベンフィカから借りていたデンマーク代表DFダニエル・ヴァスを獲得した」と報じた。

ダニエル・ヴァスは1989年生まれの23歳。2011年の5月にブレンビーからベンフィカに移籍し、5年契約を結んだが、わずか2ヶ月あまりでエヴィアンへとレンタル移籍した。

昨季は28試合に出場し4ゴールを記録。本来の右サイドバックのみならず、ウイングや左サイドバックとしてもプレーし、チームの中心選手として活躍。既にグループリーグで敗退が決定しているものの、デンマーク代表のメンバーとしてEURO2012にも参加した。

「僕はとても幸せだ。こうなることをずっと期待していたよ。ベンフィカと合意ができたので、エヴィアンに来ることができた。水曜日に正式に契約を結ぶ予定だ。サンテティエンヌからも誘いがあったけど、エヴィアンに残りたかったんだ」

エヴィアンのスポーツディレクターを務めているパスカル・デュプラズも、ヴァスの残留交渉に成功したことに喜びを表した。

「週末までに契約が完了することを願っているよ。我々クラブにとっても、ヴァスのキャリアにとっても良い結果だ。

彼はとても良いシーズンを送った。12/13シーズンも同じように結果を残せることを期待している。それが代表チームでのポジションを確立することにも繋がるし、いつかユーロでの屈辱を晴らせるのではないかな」

なおこの移籍にかかる金銭面の情報についてはまだ明らかにされていない。

(筆:Qoly編集部 K)

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