非公開練習で4-3-1-2をテストか

グループCの最終節、アイルランド戦で必勝が求められるイタリア代表に4-3-1-2への回帰が浮上した。

3-5-2のシステムで2戦2分のアッズーリ。最終節はスペイン対クロアチアの行方に左右されるが、勝利がグループステージ突破の最低条件となっている。イタリア代表を率いるチェーザレ・プランデッリ監督は、アイルランド戦で選手の入れ替えの可能性は示唆するも、システム変更は行わないと発言してきたが、土曜日の非公開練習で4バックシステムをテストしたようだ。

これはアンドレア・バルザッリの復調が大きく影響している。バルザッリとレオナルド・ボヌッチを入れ替え、ジョルジョ・キエッリーニとコンビを組ませ、更にはサイドバックにはフェデリコ・バルザレッティとイニャーツィオ・アバーテを起用し、疲労の蓄積しているエマヌエレ・ジャッケリーニとクリスティアン・マッジョをベンチへ送るという。

3バックの中央で奮闘してきたダニエレ・デ・ロッシは中盤に戻り、トップ下か左右のインサイドハーフで起用されると見られている。トップ下としては新聞数紙ではチアゴ・モッタを2トップの後ろに配置する案やアレッサンドロ・ディアマンティやリッカルド・モントリーヴォを組み込むアイディアも提案されている。ボローニャのディアマンティはサプライズで選出された選手の一人だが、練習では素晴らしい動きを披露しており、創造性溢れるプレーが特徴的な選手である。アンドレア・ピルロとクラウディオ・マルキージオが先発に残るのは間違いなく、攻撃陣はマリオ・バロテッリが負傷した為試合を欠場すると見られている。その場合はアントニオ・カッサーノとコンビを組むのはアントニオ・ディ・ナターレと見られている。

なお、イタリア代表は予選を4-3-1-2で戦ってきた為、システム変更は何ら問題はないと思われるが、大会直前のロシア戦では4-3-1-2で敗北を喫しており、守備面での不安は拭えない。

(筆:Qoly編集部 N)

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