レジェンドは売却話を嘆き、オーナーは投資家に目を向けている模様

ミランのレジェンド、パオロ・マルディーニは成立寸前と言われているチアゴ・シウヴァのパリ・サンジェルマン移籍にショックを受けている様だ。ブラジル代表DFは4600万ユーロから5000万ユーロという金額で売却されると言われている。

「チアゴ・シウヴァを売却する事は弱体化のサインになるだろう」

自らの後継者として指名したチアゴ・シウヴァの売却をレジェンドは嘆いており、自らが関与したという噂も否定している。

「私は彼にパリ・サンジェルマンへ移籍するように促すような事は一切していない」

また、ミランのチアゴ・シウヴァ売却はクラブを分裂させるだけではなく、ベルルスコーニ家も分裂させているようだ。ミランのFWのアントニオ・カッサーノは今回の移籍騒動に対して売却反対を明言。もし売却が成立するなら自らの去就も考えると発言している。

『コッリエレ・デッロ・スポルト』によればミランのシルヴィオ・ベルルスコーニ会長は、取締役である娘のバルバラの反対を押し切って売却を進めているという。ベルルスコーニ会長はミランの帳簿のバランスを取る為に4600万ユーロ以上と言われる移籍金を望んでいるといわれ、それは海外の投資家にとってミランの財政が魅力的なものに見せる為であり、パリ・サンジェルマンからのオファーを跳ね除けないのはミランの財政状況が逼迫しているからだと報じている。

(筆:Qoly編集部 L)

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