EURO2012の開幕が迫る中、本企画ではQoly編集部推薦のタレントたちを紹介。誰もが知るスタープレーヤーから知る人ぞ知る逸材まで取り上げるので、是非大会観戦の予備知識としてもご利用ください。

インパクト大の左足

一度見たら忘れられない、パワフルかつ正確な左足のキックが持ち味のセントラル。中盤での組み立てやチャンスメイクに優れるほか、3－2で勝利し本大会出場を決めた予選最終戦、オランダ戦の先制点のように（動画）、プレースキッカーとしても非常に優秀である。

2009年にハムレン監督が就任した当初はベンチに座ることが少なくなく、予選初戦のハンガリー戦でも78分から途中出場するにとどまった。しかし、1－4で敗れた2010年11月のオランダ戦以降、ハムレン監督はやはりシェルストレームの力が必要だと判断。年が明けてからは不動のスタメンとして予選を戦い抜いた。

元々、特に攻撃面の能力には定評のあったシェルストレームだが、所属のリヨンで時にサイドバックを任せられるなど、経験を積み重ねたことでバランス感覚が向上。今予選では、運動量はそれほどないがゲームメイクに長けるベテランのスヴェンソン、勢い十分の潰し屋ヴェルンブローム、そして万能型のエルムと、パートナーに合わせたプレーを見せた。

（筆：Qoly編集部 O）

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