総額1900万ユーロの4名がマーケットに
6月4日、ジャーナル・レコード紙は「ベンフィカは現在レンタルに出しているフランコ・ハラ、シジネイ、エンソ・ペレス、ヤン・オブラクの4名を戦力外にする」と報じた。既に移籍リストに名前を載せているという。
フランコ・ハラは1988年生まれの23歳、アルゼンチン出身のストライカー。アルセナルから10/11シーズン開幕前に550万ユーロで購入。出場機会は与えられていたものの、他の選手の台頭により徐々に重要度が下がり、11/12シーズンはスペイン1部のグラナダへ貸し出されていた。
エンソ・ペレスも同じアルゼンチン人で、1986年生まれの26歳。昨季開幕前にベンフィカが500万ユーロでエストゥディアンテスから獲得したが、序盤からほとんど出番が与えられず、半年でわずか3試合の出場に留まった。2月に6ヶ月の期限付きの契約で古巣に復帰している。
シジネイは1989年生まれのブラジル人DF。2006年に仙台カップのため来日した経験を持っている。2008年にインテルナシオナウから500万ユーロでベンフィカに加入し、後に200万ユーロを追加して完全にパスを買い取った。初年度は10代ながらルイゾンとのコンビで最終ラインのレギュラーを獲得したが、ダヴィド・ルイスやジャルデウの加入で存在感を失い、昨季はベシクタシュへとレンタル移籍している。
ヤン・オブラクはスロヴェニア出身のゴールキーパー。1993年生まれの19歳。わずか16歳でオリンピヤ・リュブリャナのレギュラーを獲得し、2010年にベンフィカへと加入。昨季は多くのトラブルがあったウニオン・レイリアに貸し出されて後半戦の守護神を務め、苦しいチーム状態の中で活躍を見せていた。
(筆:Qoly編集部 K)