今季モンペリエの最前線に君臨し、クラブ史上初のリーグ1タイトル制覇に多大な貢献をしたオヴィリエ・ジルー。国内リーグで残した21得点12アシストという数字を見てもその存在感はわかるだろう。
フランス代表監督ローラン・ブランは「異型」と評したが、そのプレースタイルはこれまでのセンターフォワード色とは一線を画す。打点の高いヘディングや安定感のあるポストワーク、鮮やかなシュート技術が光るが、グルノーブルのリザーブチーム時代にはウィングでプレーした経験があるように、パワフルなドリブル突破もあり、かつてはセンターバックとして起用されたことも。その下積み経験が活きているのか、中盤に下がっての組み立て参加、センスを感じさせるスルーパスなど周囲を活かす動きも得意とし、アシスト能力も高い。
(筆:Qoly編集部 T)
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