プレーオフの戦いに集中するために交渉は中断

5月9日、ジャーナル・レコード紙は「トゥウェンテのオランダ代表FWオラ・ジョンの去就は、プレーオフの終了後に発表される見込みである」と報じた。

オラ・ジョンは1992年生まれの19歳。リベリアで生まれ、内戦を逃れてオランダに難民として渡ってきた経験を持つ。強力なドリブル突破を武器にブレイクを果たし、ここまで33試合に出場して8ゴールをあげた。

先日はマンチェスター・ユナイテッドやアーセナルも興味を示していると報じられていたが、いち早く獲得を熱望し、実行に移したのがポルトガル1部のベンフィカ・リスボン。600万ユーロ(約6億円)の違約金を提示しており、既にクラブ間では移籍について合意に達しているという。

しかし、オランダリーグは今季から導入されたプレーオフの開催中。トゥウェンテはヨーロッパリーグ出場権を賭けて、10日と13日にRKCワールワイクと戦う予定となっている。その試合に集中するために、今のところ交渉をストップさせる意向であるとのこと。

(筆:Qoly編集部 K)

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