婦女暴行の容疑で逮捕され、保釈後に飲酒運転事故を起こす

ストーク・シティのウィンガー、ジャーメイン・ペナントが逮捕された。ペナントはナイトクラブで女性に暴行した嫌疑で逮捕され、保釈された直後に飲酒運転を行い交通事故を起こした模様だ。

元イングランドU-21代表が逮捕される衝撃のニュースだ。『Daily Mail』が報じる所によれば、ペナントは日曜日の夜にマンチェスターのナイトクラブで女性に暴行したとして訴えられ警察に逮捕されたが、更なる調査が行われるまでは処分保留として釈放された。しかし、その2時間後にペナントは飲酒運転で交通事故を起こしてしまった。

マンチェスターの警察の発表によれば、「4月29日の日曜日の午前3時30頃、ナイトクラブで女性が暴行を受け、29歳の男が逮捕された」という。同日の午前5時20分、交差点に警察が呼ばれ、ペナントのBMWとシルバーのアウディが事故を起こしていたという。アウディのドライバーは背中の痛みで病院へ運ばれた。この事件に伴いペナントは5月9日にトラフォード治安判事裁判所に出廷しなければならない模様。なお、ペナントは昨日行われたエヴァートン戦のメンバーには含まれていなかった。

ペナントはバッド・ボーイとして知られており、U-21イングランド代表の試合中にクロアチアのニコ・クラニチャルを殴るなど素行の悪い選手であった。車で問題を起こしたのも初めてのことではなく、2004年の2月に免停になっている。そして2005年の1月23日に免停中にも関わらず飲酒運転で捕まり、懲役三ヶ月の実刑判決を受けて21日間刑務所に服役している。その後もスーパーカーを乗り回す様子をたびたびゴシップ紙に報じられていた。

しかし、選手としては大きく将来を嘱望された選手であった。1999年、16歳の誕生日に200万ユーロでアーセナルと契約。しかし2002年まではプレミアリーグデビューする事ができず、ワトフォード、リーズ、さらにバーミンガムへレンタル移籍。その後、バーミンガムに完全に移籍を果たしたが、チームの降格に伴いリヴァプールへと移籍した。リヴァプールでは3年間を過ごし、キャリア最盛期を迎えたが契約満了を経てレアル・サラゴサへ移籍した。ストーク・シティに加入したのは昨季から。アーセナル戦でストーク・シティでのデビューを飾っている。なお、1児を父となり「問題は過去のもの」と発言していたが、フィアンセのララ・マーフィーとは破局している。

(筆:Qoly編集部 N)

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