「クラブの努力だけでは…」

昨年起こった中東、北アフリカ諸国での民主化革命によって、リーグの開催が不安定となり、多くのサッカークラブが資金難に喘いでいる。

チュニジアの名門として知られ、2007年のクラブ・ワールドカップで浦和レッズとも戦ったエトワール・サヘルも例外ではない。

「スタジアムでの収入、テレビ放映権、スポンサーフィーなど、収益が大幅に不足している。このままでは日常業務に支障を来し、違うカテゴリの運営も難しくなる。クラブの努力だけではどうにもならない」

暫定会長を務めているアブドゥルジェリル・ブラウィは公式サイトでこう話し、クラブのサポーター、そして海外のファンから寄付を募り、支援を求めている。海外からの寄付は銀行振り込みにて受け付けている。

エトワール・サヘルは今週末にCAFチャンピオンズリーグ・セカンドラウンドを控えており、アマドゥ・ディアロ・アカデミー(コートジボワール)とのファーストレグをホームで戦う予定だ。

(筆:Qoly編集部 K)

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