本人は否認も、判決は有罪に

デイリー・メールは4月20日、「今季シェフィールド・ユナイテッドでプレーしていたウェールズ代表FWチェド・エヴァンスに対し、裁判所は五年間の懲役刑を言い渡した」と報じた。

チェド・エヴァンスは1988年生まれの23才。マンチェスター・シティの下部組織で育ち、2007年にプロ契約を結んだ。ノーリッジ・シティへのレンタルを経て2009年にシェフィールド・ユナイテッドに加入し、今季は30試合に出場して29ゴールという鮮烈な結果を残していた。

彼は昨年5月、北ウェールズのホテルで19才の女性を性的暴行した容疑で逮捕されていた。なお、彼と共に逮捕されたポート・ヴェイルDFクレイトン・マクドナルドには無罪が言い渡されている。

報道によれば、彼らは昨年5月30日深夜、酒に酔った女性をホテルに連れ帰り関係を持ったとのこと。マクドナルド氏は遅れてホテルに到着し、関係を持っている最中のエヴァンス氏を発見。「合意の上か」と確認した後にマクドナルド氏もそれに加わったという。

翌朝ホテルで目覚めた被害女性が、昨晩の記憶がなく裸であったことから「飲み物に何かが添加されていたのではないか」と警察に相談し、事件が発覚した。

エヴァンス氏は関係を持ったことを認めながらも、「我々はプロサッカー選手である。それがどういう意味を持つか。セレブであり、お金を持っている。女性はそれが好きなんだ」と強に関しては否認。弁護士はこの判決に不服を表明しており、断固戦うと話している。

「今日言い渡された判決に対し、大きな失望を露わにしている。エヴァンスは一貫して無罪を主張しており、控訴に向けて助言をしている」

なおこの事件に関してはチームメイトのコナー・ブラウン選手が自身のツイッターに「金目当ての愚かな売春婦め。愚かな女だ。気分が悪い」と投稿し、処分を受けている。

(筆:Qoly編集部)

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