「候補の中で最もアフリカでの指揮経験を持っている」
4月20日、セネガルサッカー連盟は「代表監督の最有力候補はブルーノ・メツとピエール・ルシャントルの二名だ」と発表した。
連盟会長を務めているオーギュルタン・サンゴール公式サイトのインタビューでこう語った。
「我々は次期代表監督の候補を五名に絞っている。その中でブルーノ・メツとピエール・ルシャントルの二名が有力候補だ。彼らは我々が求める条件を全て満たしており、候補の中で最もアフリカトップレベルでの指揮経験を持っている」
ブルーノ・メツは2002年にセネガル代表を率いて日韓ワールドカップに出場。開幕戦でフランスを破るなどサプライズを演出し、“ヤング・ライオンズ”を決勝トーナメントに導いたことで知られる。
退任後はアル・アイン(UAE)、アル・ガラファ(カタール)などのクラブチームの他、代表チームも指揮。昨年行われたアジアカップではカタール代表を率いて日本とも対戦した。
なおメツは3月にアル・ガラファを解任されており、現在はフリーの身である。
ピエール・ルシャントルは、2000年のアフリカネイションズカップ、及びシドニー五輪で優勝したカメルーン代表を率いたことで知られるフランス人監督。
その後は主に中東や北アフリカで仕事をし、アル・アハリ(サウジアラビア)、アル・シリヤ、アル・ラーヤン(共にカタール)の他、マグレブ・フェズ(モロッコ)、クラブ・アフリカン、スファクシャン(共にチュニジア)などのクラブチームを率いた。
なお彼は3月にアル・アラビの監督に就任したばかりであり、フリーの身ではない。
(筆:Qoly編集部 K)
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