フットボール発祥の地でイングランドで最も嫌われるプレー。それは周囲を欺く姑息なプレーや力強さが感じられないプレーであり、そして、その代表格がいわゆる「ダイブ」だ。

人種差別問題で注目の的となったルイス・スアレスが、パトリス・エヴラとの一件であれほどまでに集中砲火を浴びたのは、その行動に原因があったことは言うまでもないが、「イングランドで疎まれるダイブ癖が彼にあったからと見る声も少なくない。つまり、元々イングランドで嫌われやすい資質を備えていたにも関わらず、「人種差別疑惑」という、ある意味格好のエサを仕掛けてしまったがために起きた災難であったと言うわけだ。

そして、現在、嫌われ役に急浮上しているのが、マンチェスター・ユナイテッドに所属するアシュリー・ヤング。その理由は、彼がQPR戦とアストン・ヴィラ戦で見せたアクションを確認すれば、語らずともわかるだろう。


さらに、その“ネガキャン”は勢いを強め、このようなパロディー画像も登場。

元ネタは、1993年に上映された、マイケル・ダグラス主演の「フォーリング・ダウン」。内容は割愛。

イングランド代表として、EURO2012での活躍も期待されるアシュリー・ヤング。本人も、これ以上、評判が下がるようなことは避けたいところだろうが、この風潮はなかなか終わらないかもしれない。

(筆:Qoly編集部 T)

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