一緒に過ごしたのはわずか1シーズン

レアル・マドリーの監督ジョゼ・モウリーニョは、ミランのズラタン・イブラヒモヴィッチともっと一緒に働きたかったようだ。二人はモウリーニョがインテルの監督に就任した2008-2009年のみ一緒に働いており、翌年イブラヒモヴィッチはバルセロナへと移籍している。『コッリエレ・デッラ・セーラ』に以下の様に語っている。

「イブラヒモヴィッチの事は心残りかもしれない唯一の事だ。彼はバルセロナへ行きチャンピオンズリーグを制覇することを望んだ。私は彼に怒ってインテルと共にそれを成し遂げられると言ったんだ。だからイブラには申し訳なく思っているよ。彼は素晴らしい選手で信じられない奴であり、彼のような男はみんなに愛され、ピッチの外で家族と素晴らしい人生を送っているのだから。彼は家族のため、サッカーのために生きており、人生の勝者だよ」

「人々が彼が成し遂げた事を忘れてしまっている事もかわいそうだと思う。彼はリーグ優勝を9回成し遂げており、忘れられるべきことではない。だから『彼の夢であり、唯一欠けているタイトルであるチャンピオンズリーグを制覇する時間はまだ残っている』と言いたいね」

チャンピオンズリーグを制覇するという夢の為にスペインへ渡ったイブラ。奇しくもイブラが去ったシーズンにチャンピオンズリーグを制覇したのはモウリーニョ率いるインテルだった。リーグ優勝請負人としてハイ・パフォーマンスを披露し続けるイブラ。二人が今季CLで出会うとすれば決勝の舞台である。

(筆:Qoly編集部 L)

{module [170]}
{module [171]}

{module [173]}

【厳選Qoly】サガン鳥栖MF長沼洋一「WBが嫌だった」から始まった武者修行…川井健太監督との出会い、苦節8年目での二桁ゴール(インタビュー)

日本人がケチャドバ!海外日本人選手の最新ゴールはこちら