欧州の国内リーグにおいて最もゴールを記録したプレーヤーが選ばれる「ゴールデン・シュー」。昨年はクリスティアーノ・ロナウドが40ゴール(80ポイント)を記録して、欧州ナンバーワンストライカーの称号を得たが、2011/12シーズンも終盤戦に突入し、今季の候補者も絞られてきた。現在の記録を元に暫定的ベスト20を見てみよう。

順位選手名所属クラブゴール数ポイント
1位 クリスティアーノ・ロナウド レアル・マドリー(ESP) 32ゴール 64ポイント
2位 リオネル・メッシ バルセロナ(ESP) 30ゴール 60ポイント
3位 ロビン・ファン・ペルシー アーセナル(ENG) 26ゴール 52ポイント
4位 アレクサンドルス・チェクライェフス ナルヴァ・トランス(EST) ※46ゴール ※46ポイント
5位 ブラク・ユルマズ トラブゾンスポル(TUR) 30ゴール 45ポイント
6位 マリオ・ゴメス バイエルン(GER) 21ゴール 42ポイント
7位 ウェイン・ルーニー マンチェスター・U(ENG) 20ゴール 40ポイント
8位 ズラタン・イブラヒモヴィッチ ミラン(ITA) 19ゴール 38ポイント
9位 クラース=ヤン・フンテラール シャルケ(GER) 19ゴール 38ポイント
10位 セイドゥ・ドゥンビア CSKAモスクワ(RUS) 25ゴール 37.5ポイント
11位 アントニオ・ディ・ナターレ ウディネーゼ(ITA) 18ゴール 36ポイント
12位 オリヴィエ・ジルー モンペリエ(FRA) 17ゴール 34ポイント
12位 ゴンサーロ・イグアイン R・マドリー(ESP) 17ゴール 34ポイント
14位 バス・ドスト ヘーレンフェーン(NED) 22ゴール 33ポイント
15位 ラダメル・ファルカオ A・マドリー(ESP) 16ゴール 32ポイント
15位 デンバ・バ ニューカッスル(ENG) 16ゴール 32ポイント
15位 エディンソン・カバーニ ナポリ(ITA) 16ゴール 32ポイント
15位 ロベルト・レヴァンドフスキ ドルトムント(GER) 16ゴール 32ポイント
15位 ルーカス・ポドルスキ ケルン(GER) 16ゴール 32ポイント

※2011シーズンでの記録

今季のレースもトップを快走するのはクリスティアーノ・ロナウド。例年以上のペースでゴールラッシュを重ね、2位リオネル・メッシとの差は4ポイント。今後、首位の入れ替わりはあったとしても、両名のどちらかが栄冠を手にすることは間違いないだろう。3位のロビン・ファン・ペルシーも好調を維持しているが、10ポイント以上の差が開いており、大逆転の可能性は低いと言わざるを得ない。

また、錚々たる顔ぶれが並ぶ中、今ランキングで一際目を引くのが46得点という驚異的な数字を叩き出したアレクサンドルス・チェクライェフス。ラトビア出身のFWは2011シーズンのエストニアリーグにて、ダブルハットトリックを1回、ハットトリックを3回を記録し、信じられないゴール数を計上。小規模リーグだからこそ生まれたものであるが、1試合1.3得点というペースで1シーズンを過ごした彼の成績は評価に値するはずだ。

なお、リーグ毎に目を向けてみると、ベスト20にランクインしたプレーヤーを最も輩出しているリーグは、リーガエスパニョーラとブンデスリーガで4人。次点がプレミアリーグとセリエAで3人となっている。

(筆:Qoly編集部 T)

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