3月11日に行われたエティサラット・カップ準決勝で、マラドーナ監督率いるアル・ワスルは、アル・アハリに1-0と敗北。試合後には守護神マジェド・ナセルが相手のキケ・フローレス監督に暴行を加えるなど、アル・ワスルのフラストレーションは頂点に達していたようだ。
監督を務めているディエゴ・マラドーナは、試合後の会見でアル・アハリのプレーを強く批判した。
「アル・アハリはキケ・フローレスの元で戦術を変更したようだね。奴らは隙あらば地面に寝転んで時間を稼いでいた。試合の流れを止め、リズムを壊していた。こんなものは、もうサッカーとは呼べないよ」
「両チームが同じだけのチャンスを持っていた。もし我々がちゃんと決定力を発揮していたなら、少なくとも4点を奪って勝利していたはずなのだがね…」
「12月18日のプレジデンツ・カップでアル・ワスルはアル・アハリに4-0で勝利した。その後、戦術を変更したようだね。キケ・フローレスは選手たちに美しいサッカーを教える術を忘れてしまったんだろう。アトレティコ・マドリーや他のクラブでもそうだったようにね」
「これはサッカーの醜い側面だ。彼に会ったら教えてやりたいね。キケ・フローレスが選手に教えたことは地面に寝っ転がる事だけなんじゃないのか? アル・アハリはUAEで唯一筋肉の痙攣に苦しんでいるチームなのかね?」
「収穫は何もない。しかしシーズンがこれで終わったわけじゃない。やるべき事をやり、チームを構築し続けていくだけだ」
(筆:Qoly編集部 K)
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