(日本時間)22時30分から始まるノース・ロンドン・ダービーには、トッテナムの1992/93シーズンぶりとなる“ダブル”の可能性が掛かっていることもあり、いつも以上に大きな関心が寄せられているが、そのビッグマッチを前にWebサイト上で盛り上がりを見せている企画をご紹介しよう。
それは、『CAUGHTOFFSIDE』の人気コラムニストであるMad Dog and Gloryが考案した「アーセナルとトッテナムで作るドリームチーム」である。ある種タブー的な企画故、既に双方のサポーターからは異論・反論が起こっているようだが、なかなか興味深い11人が出揃ったので是非目を通して欲しい。
GK:ヴォイツィエフ・シュチェスニ
ブラッド・フリーデルとの二者択一になればシュチェスニか。アンリが逆転ゴールを決めたサンダーランド戦でもチームのピンチを幾度となく防ぐセーブを披露。感動的な逆転劇に彼の活躍があったことを忘れてはならない。
CB:ローラン・コシエルニ
昨季よりも優れたパフォーマンスを披露している彼を推したい。トーマス・ヴェルマーレンの存在も捨て難いが、今季はレフトバックとして起用された試合が多いだけにコシエルニにアドバンテージがあり。
CB:レドリー・キング
度重なる膝の故障から見事な復活。今や全幅の信頼を置けるセンターバックに。
RB:バカリ・サニャ
怪我から戻ってきて以降は彼にとってもほぼ間違いなくベストのシーズンを送っている。プレミアリーグにおいてもベストなタレントと言えるかもしれない。
LB:ブノワ・アス=エコト
消去法と言うわけではないが、キーラン・ギブス、アンドレ・サントスが長期離脱していたいことを踏まえると、彼を選ばざるを得ない。対抗馬はなし。
CH:スコット・パーカー
500万ポンドというバーゲン価格でウェストハムから加入したが、期待値を上回るプレーでトッテナムの中盤の要に。間違いなくチームのクオリティーを上昇させた。
CH:ルカ・モドリッチ
このドリームチームの手綱を握らせるにも十二分なタレント。高次元のサッカーIQと抜群のパスセンスでリズムを与えてくれるだろう。
CH:ジャック・ウィルシャー
長期離脱中にあり、ノースロンドンダービーでもその姿を見ることが出来ないかもしれないが、このチームに加えたい逸材であることは間違いなし。
RH:アーロン・レノン
プレミアリーグに大きな話題をもたらしたアレックス・オクスレイド=チェンバレンを起用しても面白そうだが、ここは常にエンジン全開で働くアーロン・レノンに軍配。
LH:ギャレス・ベイル
この男の名を挙げることに反論の余地はないだろう。「バルセロナが来季の補強候補としてリストアップした」など、様々な移籍話が噂されるほど賞賛に値するシーズンを送っている。
CF:ロビン・ファン・ペルシー
エマニュエル・アデバヨールが挙げている成果も見逃せないが、最前線に一人だけ置くならば、彼しかいない。驚異的なゴールラッシュで2011年を駆け抜け、2012年も8試合で7得点とそのペースを持続中。
さて、この人選はいかがだっただろうか。
寸評については作者の意見も汲み取りつつボリュームを加える形を取らせて頂いたが、ガナーズ、スパーズ両サポーターからの意見も聞いてみたいところだ。
(筆:Qoly編集部 T)