財政危機に陥ったイングランド・チャンピオンシップ所属のポーツマスは管財人であるPKF社のトレバー・バーチ氏によって30名のクラブスタッフが解雇された。 そんなポーツマスで選手自らチケット売り場に立ったと現地メディアが伝えている。


キャプテンのMFリアム・ローレンス、FWルーク・ヴァーニー、SBグレッグ・ハルフォード、CBジョエル・ウォードの4人は自ら率先して、今週末フラットン・パークで行われるリーズ戦のチケット販売をお手伝い。この突然の出来事にファンも驚いたようで

「信じられなかったよ。いつも通りチケットを買いに来たら、キャプテンが売り場の向こうにいるんだから!」

「とても不思議な感じがした。リーズ戦を前に負傷していたのでそれも心配だったけど、彼(ローレンス)はちゃんとチケットをくれたよ。 いつもより長い列だったのでなんだろって思ってたんだけど、ようやく合点がいったよ」

ポーツマスは財産管理下に置かれたことで勝ち点10がはく奪されており、現在降格圏である22位に位置している。

(筆:Qoly編集部 I)

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