チャンピオンズリーグ決勝トーナメント一回戦のファーストレグで、ミラン相手に0-4というよもやの大敗を喫したアーセナル。無様な結果に終わってしまった理由は様々なところで論じられているが、元ガナーズの一員であり、フランス代表としても活躍したエマニュエル・プティは、「最大の敗因は経験豊富なプレーヤーが不足しているから」と見ているようだ。『www.sofoot.com』の中で自論を展開した。

「『一体アーセナルはどうなってしまったのか?』と自問自答してみたが、思っていた以上に悪い状態にある気がする。まず、彼らは(バルセロナに移籍した)セスク、(マンチェスター・シティに移籍した)サミア・ナスリの穴埋めをすることが出来なかった」

「そして、その穴の深さは、週末の試合や、週末の後の試合でも明らかになってしまったね」

「また、危惧するべき点として、『クラブが今夏も時代の流れに乗ろうとしていない』というところもあるだろう」

「つまり、『移籍市場で大金を投じる』というアクションを避けている点だ。考え方としては間違いでないかもしれないが、ここ2シーズン、チームのレベルが落ちていることを考えるとそれは問題のように感じる」

「このクラブは強くメッセージを発信する時期に来ていると思う。アルシャヴィンやロシツキーに『君たち、今までありがとう。そして、さようなら』とすぐに告げるべきだ」

「この状況を改善するためには、素晴らしい能力と豊富な経験値を備えた、27歳から30歳ぐらいの選手が後5、6人は必要だろうね」

(筆:Qoly編集部 T)

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