「ジェラール・ピケがユナイテッドに復帰!?」
こんな冗談みたいな話が、スペインのファンサイトなどでは噂になっているようだ。その最大の理由は、ジェラール・ピケがレヴァークーゼン戦のメンバーから外されたため。
バルセロナはこの前の試合でオサスナに敗れていたが、噂によると、「その試合での敗因の一つとして、ピケのパフォーマンスに問題があった」と意見するアドバイザーの声を聞き入れる形で、グアルディオラはチャンピオンズリーグでのピケの起用を躊躇。この起用法に関しては、スペインのメディアは「戦術的な理由」と共通認識を持っているが、「裏ではピケとグアルディオラに衝突があった」と見る考えも少なくない。
そして、その中で生まれた新たな話題が「ピケのユナイテッド復帰説」である。アレックス・ファーガソン監督は2008年にピケをバルセロナに差し出したが、それはピケ自身の希望を尊重したことによる決断。本来であれば、手元に残したかった選手であり、今もなおその能力を高く買っている。
リオ・ファーディナンド、ネマニャ・ヴィディッチからは一時のパワーが消え、センターバックユニットの再構成が必要となってきたレッド・デヴィルズ。近い将来には、フィル・ジョーンズ、クリス・スモーリングらがユナイテッドの後方を支える構図になると目されているが、そこにスペイン代表DFが加わる話もユナイテッドサポーターにとっては決して悪くはないだろう。
無論、噂の域を脱しておらず、あくまでも空想ではあるが、「成長した姿をオールド・トラッフォードで見たい」と願う声は決して少なくないはずだ。当然、バルセロナが簡単に手放すことはないだろうが。
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(筆:Qoly編集部 T)