1月24日に鹿島アントラーズの公式サイトにて今シーズンの登録選手(http://www.so-net.ne.jp/antlers/news/release/12732)とスローガン(http://www.so-net.ne.jp/antlers/news/release/12729)が発表された。

・登録選手は30名

新加入の選手たちの背番号をみていくと、ロンドン五輪予選にて、出場時間450分以上というプロA契約の規定をクリアし、クラブ史上初となるA契約での入団することになった、U-23代表キャプテンの山村和也(流通経済大学)は一昨年に現役を引退した大岩剛コーチの「4」を継承。クラブの期待に十分に応えるだけの力を持っているだけに、1年目からレギュラーを奪取するような活躍を望みたい。

また、静岡学園高校より加入する伊東幸敏は「24」、アビスパ福岡より移籍してきた岡本英也は「19」、ユースから昇格する鈴木隆雅、宮内龍汰、中川義貴の3選手はそれぞれ「26」、「30」、「18」で登録。

そして、川崎フロンターレから補強されたジュニーニョは、ここ数年「助っ人FW」たちの背番号である「18」(一昨年はマルキーニョス、昨年はカルロン、タルタ)ではなく、ヴィッセル神戸へと移籍した野沢拓也の「8」を背負うこととなった。ジュニーニョといえば“遅刻癖”があることで有名な選手であるが、新加入ということが影響してか、今シーズンはきちんとキャンプ前に来日。この出来事は今シーズンのジュニーニョに対する期待がよりいっそう膨らむ結果となった。彼にはしっかりとコンディションを整えていただき、最低でも二桁の得点数をマークすることを期待したいところだ。

なお、復帰組については、昨季は湘南ベルマーレへレンタル移籍していた佐々木竜太は一昨年に背負っていた「17」を再び背負い、杉山哲がコンサドーレ札幌へと移籍したことで空き番となっていた「1」は佐藤昭大が、ベガルタ仙台へとレンタルで移籍していた川俣慎一郎は昨季までの佐藤の背番号であった「29」を付けることとなった。

・「SMILE AGAIN with PRIDE」(笑顔と誇りをもう一度)

今シーズンのスローガンは上記のように決定した。詳しくは公式サイトにて述べられているが、昨年の3月11日に起こった東日本大震災の傷跡が未だ深く残り、余震活動も収まる気配が無い(このコラムを書いている1月28日にも関東甲信越地方、青森県、岩手県で大きい地震が発生している)という現状を鑑みても、素晴らしいスローガンであると思う。

今シーズンは東日本大震災から1年が経つ3月10日のベガルタ仙台との試合(ユアテックスタジアム仙台でのアウェイゲーム)で開幕するが、被災地の皆様に希望を与えられるような試合となることを心から願いたい。

2012.1.28 ロッシ

※選手表記、チーム表記はQoly.jpのデータベースに準拠しています。

 

筆者名 ロッシ
プロフィール 鹿島アントラーズ、水戸ホーリーホック、ビジャレアルを応援している大学生。今シーズンはプレミアリーグを中心に観ていく予定です。当コラムに関する、感想、意見等がありましたら、下記のツイッターアカウントにどしどしお寄せ下さい。
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