アメリカのMLSに所属するサンノゼ・アースクエイクスは、25日に実施したトライアルに元コロンビア代表トレソール・モレノらとともに元日本代表MF小笠原満男、本山雅志(ともに鹿島アントラーズ所属)が参加したことをクラブの公式HP上で報じている。→ソース

カリフォルニア州サンノゼを拠点とするサンノゼ・アースクエイクスは1995年にクラブ創設。当時の名前はサンノゼ・クラッシュで、1996年に発足したMLSにも初年度から参加し、1999年に現在の名称へと変更。2001、2003年の2度、MLS王者に輝いたが、2005年シーズン終了と同時にクラブはテキサス州ヒューストンへ移転。クラブ名も「ヒューストン・ダイナモ」と改められ、同クラブはそれまでの歴史を継承せず別クラブ扱いに。しかし2008年にサンノゼ・アースクエイクスは復活を果たし、ヒューストンとは別々のクラブとして活動している。

現在、同リーグには日本人初のMLS選手である木村光佑、元ザスパ草津で先日Jリーガー出身者として初めてMLSのドラフトに指名された山田晃平(2人ともコロラド・ラピッズ)、昨シーズンは徳島ヴォルティスでプレーしたディビッドソン純マーカス(バンクーバー・ホワイトキャップス)の3人が在籍(現在、と言ってもこれまでこの3人以外にはいないのだが)。近年はデイヴィッド・ベッカムやティエリ・アンリ、ロビー・キーンといったかつてのスター選手らを獲得しているだけに、2人の移籍は非現実的とまでは言えないだろう。しかし一方で鹿島に愛着の強い2人だけにこの時期での移籍は考えにくいがどうだろうか(もし、“アースクエイクス”に移籍することとなればそれは皮肉なことである・・・)。

(筆:Qoly編集部 H)

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