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昨日Qolyでも「これぞ超ロングシュート! 」と題してご紹介したが、4日に行われたイングランド・プレミアリーグ、エヴァートンvs.ボルトン戦で、エヴァートンのアメリカ代表GKティム・ハワードがゴールを記録した。しかし、映像をご覧になった方ならお気付きになったかもしれないが、先制ゴールにも関わらず彼の顔に一切の笑顔はなかった。

それに関してハワードは

「ずっと前に、僕はその立場にいた。だから、僕はゴールを祝うことをしなかったんだ。リードを得て、勝ち点3に近づいたことはうれしかった。でも、GKにとっては良いことじゃない」「(風が強く、)みんな落下点が分からなかった。いつもだったら対処できるボールを、DFはクリアできなかったね。強風は手に負えないよ。雪、雨は大きな問題にならないけど、風はどうしようもないね」(コメントはGoal.com内、『ハワードが超長距離弾を喜ばなかった理由』 より)

と話し、ボルトンのハンガリー代表GKアダム・ボグダンを気遣った。

そう、彼はまだマンチェスター・ユナイテッドに所属していた時代、ほとんど同じような経験をしていた。そのシーンがこちら。

2005年、ウィガンとのリザーブ戦とのこと

自分の痛みを知るからこそ、トゥレット症候群という病を抱え、(この動画を含め)ユナイテッドでの失意を経験しながらエヴァートン、アメリカ代表の守護神として活躍してきたティム・ハワードだからこその振る舞いであり言動であろう。

「人は悲しみが多いほど人には優しくできるのだから」

海援隊の名曲『贈る言葉』の一節を思い出した。

(筆:Qoly編集部 H)

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