司令塔の不在が指摘されるマンチェスター・ユナイテッドだが、シーズン終了後にベンフィカのニコラス・ガイタンを獲得するようだ。先日、当Webサイトでもいち早く取り扱った話題でもあるが、すでに非公式ながら合意に至っていると英国紙『Telegraph』が報じている。
2930万ポンドでの獲得が予想されている23歳のガイタン。ここ数か月ユナイテッドはずっとガイタンを追っていたようだ。中盤でも左右両方でのサ イドでもプレーでき、ウィンガーの分類に入る選手なのだが、5月に引退したポール・スコールズの穴埋めとしてのプレーが期待されていると報じられている。 インテル、パリ・サンジェルマンからの興味もあったようだがユナイテッドが一足早く動いた。2ヵ月前にも1度交渉がなされたが、ベンフィカはユナイテッド から得る移籍金の20%を彼の所属していたボカ・ジュニアーズに払わなくてはならない契約がある為、3800万ポンドでの売却を強く要求したがその額は払 えないと一度契約が流れていた経緯があったようだ。
ベンフィカ側はガイタンをシーズン終了後までは売却しないことを明らかにしており、ファーガソン監督は現状のチームでもタイトル争いが出来ると確信 しているようだ。来夏にはカイタンがオールドトラフォードに到着すると報じられている。ユナイテッドの懸案だった司令塔確保は果たしてうまくいくだろう か。
(筆:Qoly編集部 M)