Bangladesh
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Pakistan
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2011年南アジア選手権の開幕戦はスコアレスドローで終了した。試合を通してバングラデシュが試合を支配しようと試み、パキスタンがカウンターを狙う展開。両チームともにいくつかの大きな決定機があったが、それを生かせなかった。
序盤ペースを握ったのはパキスタン。ボールホルダーに対する激しいプレッシャーを軸にショートカウンターを仕掛けたことが成功。パタンの素早い飛び出しやムハンマド・アハメドのロングスローを中心にチャンスを作り出した。特に24分には右サイドの裏に走ったパタンからのクロスをフリーでファイサル・イクバルが合わせたが、得点ならず。
逆にバングラデシュは、ワンタッチパスを多用したビルドアップを狙っていたものの、プレスに四苦八苦してミスを連発していた。繋げないからといって最終ラインから蹴ろうとしても、チェックが来るためまともに前線に入らない。非常に困った立ち上がりだった。
しかし前半の終盤、アラムジルとバテンのサイドを入れ替えたことが切っ掛けとなってペースを掴む。左に移ったバテンがスピードを生かして仕掛け、パキスタンのラインを下げたのだ。徐々に優勢となったバングラデシュは、前半ロスタイムに大きなチャンスを迎える。シャヘドゥルの左CKをアリフルがヘッド、クロスバーに当たったところを再び詰め、さらにDFにブロックされるとアメリがシュート。ワンプレーで4回のチャンスを迎えたが、ピンボールのように全てブロックされるという不運に見舞われた。
そして終盤は攻め合いの展開にもつれ込む。後半左サイドにクロスが得意なメシュを投入し、それを中心に攻めるバングラデシュ。スタミナが落ちたパキスタンは最終ラインを下げ、2トップに変更して一発のカウンターを狙った。大きなチャンスも互いに2度ほど迎えた。
しかし、互いに決定力を欠いた。バングラデシュは76分、マムルルのスルーパスからメシュのクロスが入り、途中出場のミトゥンが決定機を迎えたが、キーパーの好セーブに遭って失敗。対するパキスタンは78分にウラーがキーパーと一対一になる場面、ロスタイムに途中出場のマンズール・アハメドがキーパーが弾いたボールに詰める場面を作ったが、得点には至らなかった。
⇒順位表
(筆:Qoly編集部 K)
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