「この夏、ヴェスリー・スナイデルがマンチェスター・ユナイテッドから興味を持たれていた」という情報はサッカーファンであれば一度は耳にしたことのある話だろう。実際に、スナイデル自身も「ユナイテッドへ移籍する寸前まで進んでいた」と明らかにするなど、疑いようのない事実としてこれまで取り上げられてきた。しかし、ここにきて、その話の信憑性が怪しまれている。それは、ユナイテッドでチームスカウトを務めるマーティン・ファーガソンが周囲を驚かす発言を行ったためだ。

「マンチェスター・ユナイテッドへの加入についてスナイデルと話し合おうと思ったことは一度もない」

彼が『Sky Italia』のインタビューの中で明言したことが事実であれば、「あの夏の騒動は？スナイデルのコメントは一体なんだったのか？」と誰もが頭を悩ますことだろう。一部の報道では「ユナイテッドは依然としてスナイデルの獲得を検討しており、今冬もオファーを提示する」とされているが、真相はますます不明になるばかりだ。

（筆：Qoly編集部 T）