先週末に行われたFAカップ1回戦、ホームにシュルーズベリー(3部)を迎えたニューポート・カウンティ(5部)は健闘虚しく、0-1で敗戦を喫した。だが、ニューポートイレブンは敗戦よりもホームスタジアムで味方サポーターから受けた仕打ちにショックを受けているようだ。
32歳の守護神ダニー・ポッターは一部の味方サポーターが選手たちに罵声を浴びせ続けたことを打ち明けた。
「ハーフタイムになると(罵声は)さらにひどくなった。本当に不愉快で我慢のならない個人的な嫌がらせがピッチに出てきてから試合が終わるまで続いた。どんな試合だって全力でプレーしようとしているのに・・・」
今シーズンからニューポートでプレーするチェルシー・アカデミー出身のポッターはカンファレンス・ナショナル(5部)で24位中22位と降格圏に沈むチームの低調ぶりを認めるも、
「(この戦績では)批判を受けても仕方ない。毎試合(罵声を)浴びせられるけど、今回の個人攻撃にはうんざりだよ。こんなことをしてどうしようっていうんだい」
「加入する前にここには素晴らしいファンがいると聞かされていた通り90~95パーセントはファンたちはファンタスティックだよ。彼らは遠くアウェーの地にも駆けつけてくれる。でも“少数派”がブチ壊してしまうんだ」
この試合に先立ちニューポートの指揮官ジャスティン・エジンバラは選手たちを奮起させるような雰囲気作りをサポーターたちに頼んでいたが、“少数”の心無いサポーターのとった真逆の行為によって正反対の影響を選手たちに与えることになってしまった。
今回の一件でポッターは今後の身の振り方を考え始めたという。
(筆:Qoly編集部 I)